猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

創作お題のメモ

 

いつか書きたいなぁ、と思ったシリーズ。

書くかどうかは、予定は未定。

 

 

 

 

まぁ、予定は未定だけどね。

未定だけどね。

未定だけどね。

緩和ケアの連携についてのメモ

 

今日は地域基幹病院での、緩和ケア他職種連携の研修に参加させてもらいました。

 

チームを組ませてもらっている看護師さんが参加されたりと、畑は違えど、在宅チームとしての志を僕自身も高めていきたいと思った次第。

 

一つ思うのは、患者さん(利用者さん)本人の意向を、本当に受け止めているんだろうか。受け止められているんだろうか。それは看護も介護も、区切りなんか意味がない。家族への傾聴ももちろんだけど。利用者さんの人生は、利用者さんのものだよね、と。

 

とりとめのない雑感ですが、研修後のメモとして。
本当にとりとめなくて、ごめんなさい。

 

緩和ケアについては、いつか何かの機会で。

 

ではでは。

メモ

ようやく、家族のインフルエンザが落ち着きてきて、ですが。

僕が熱っぽい(笑)

いや、わっれいる場合じゃないが、頭がぼーっとする。

多分、脱水だろうと信じたいが、はてさて。

 

そんな中、懸命に家事に勤しんだので、なかなか創作の時間がなかったので、メモ。

 

 

 

という流れで……。

 

 

 

 

フォロワーさんがお題をくれたので、

メモとして。

 

それぞれ300字で考えたいと思っているのですよ。

メモなので、この程度で。

頭、アッチィー。

 

ではでは。

命の氷

 

 男は氷をノミで削るという作業を繰り返す。雪の女王からようやく下賜された【命の氷】だ。
 匠であることの証。芸術をこよなく愛する雪の女王が、本当に認めた匠にしか譲らない。男はその腕で、氷の宮殿を作り上げた。
 女王はお喜びだ、と文官はご丁寧に報告をくれたが、それもどうでもいい。
 彼女が命を吹き返せば、それは何よりも価値がある。
 彼はノミを振るう。彼女の表情を、笑顔を思い返して。


「愚かよのぉ」
 雪の女王は、新しい女王の髪を撫でる。氷柱でできた髪は梳くこともできない。美しき造形は命が宿る。だが人の感情が入り込む余地など無い。あるはずが無いのだ。
 新しい女王の指先は真紅に滴って――。

 

 

 

 

 

 

 

こちらもTwitter300字SS参加作品でした!

かき氷の記憶

 

 幼馴染と言うには、語弊がある。なんとなく、駄菓子屋の孫、それぐらいの認識しかない。クラスは一緒になったことがない、その程度の関係だった。
 この駄菓子屋は、夏になるとかき氷を始める。かき氷を彼女と並んで一食べた記憶だけが鮮明で。
 その駄菓子屋も、地震で倒壊したと知ったのは、親しき人の訃報を聞いた後――。
 記憶なんて、淡くて脆くて曖昧で。
 ようやく街に帰ってきた僕は、目を疑った。かつての跡地には「DAGASI⭐︎」と手作りの旗がたち、かき氷器を回す、彼女がいて。
「やっと帰ってきたのか、都会かぶれ。ちょっと手伝え」
 開口一番、口の悪さは健在で。
 ずっと探していたなんて、言ってやらない。

 

 

 

と言うことで、Twitter300字SS参加作品でした。

「おかえりなさぁい♡ ごはんにする? お風呂にする? それとも、わ・た・し?」

 

とんでもないことになってしまった。

ことの発端は、こんなタグを使ったお遊びでした。

 

 

 

反応なんか無いだろ、と思っていたら

 

 

 

 

と言うことで、タイトルに戻る。爆死、悶絶したよ、おいら。

拙作「限りなく水色に近い緋色」のキャラですので、

知らない人にはなんのことやら。でも、やっていくのであります!

 

 

 

宗方ひなたの場合

 

 息を吸い込む。手、手が震える。

「お、お帰りなさい、ご、ご飯にする? お、お風呂? それ、と、も、わだし?」

「なんか、訛ってるけど? セリフ完璧じゃ無いし」

「ムリ、ムリ、だって爽君、こんなのムリ! ムリ!」

「顔赤いよ?」

「これ、だって新婚さんとか、同棲カップルさんたちのあれよね!」

「そうだね」

「爽君、聞いてもいい?」

「うん?」

「ご飯とお風呂はわかるんだけど、わ・た・し? って、これトレーニングってこと?」

「……いや、そう言うことじゃなくて」

「お風呂なら、トレーニングの後がいいし、ご飯食べた後の方がトレーニングはいいよね?」

「そう言うことじゃないんだけどねぇ」

 そもそもが鈍くてずれてるんだ。小さくため息をつく彼の受難は続く。

 

 

水原爽君の場合

 

「ひなた」

「え?」

 耳元で囁くように言われて、ひなたの体がピクンと跳ねる。

「おかえり。ご飯にする? お風呂にする?」

「え?」

「それとも、俺にする? 俺にしようか? 俺もひなたがいいな、ねぇ、ひなた」

「まってまってまって!」

「なに、桑島?」

「すごい、ピンク! まずい、全年齢の空気じゃない!」

「一応、R-15だから、これぐらい許容範囲じゃ――」

「それ、気絶してるひな先輩を前にして言える?」

「あ――」

「刺激が強すぎなんだって!」

「じゃぁ、桑島で」

「最悪! 最低!」

「って、原稿に書いてあるからさ」

「なにそれ!」

「ご飯にする、お風呂にする、それとも――」

「そ、そんなことを言われたら……」

「トレーニング・鬼メニューにしようか?」

「……へ?」

 

言葉にならない絶望が響き渡るが、助けの手は誰からも差し伸べられなかった。

 

 

 

実験室室長フラスコの場合

 

「お帰りなさい。実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? 実験にしますか? それとも実験にしますか?」

 

「実験しかない!」

 

 

あなたは、どれ?(笑)

 

 

 

「限りなく水色に近い緋色」は

 

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で連載中です。本編はおふざけモードなく、ほぼシリアスな現在SFですが、よろしければ。