猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

アウトプットすることの大切さ

最近、書くことが楽しいなと思えて来たので、そんな話を。

 

いや、単純な話ではあります。
書かないことを平常化させてくると
書かないことが当たり前なんだと
理由にしたり。

 

最近、インプットすることに躍起になっていたのですが(主に読書で)

楽しみながら読書していた反面、どうもココロ踊らない僕がいまして。

 

これってなんだろうなぁ、と思いながら悶々としてたのですが、多分、それって表現したいのに表現できない、そのパワーがない自分なんだろうなぁ、と思ったり。

 

僕の悪いクセで、書けないことを理由付けするのが多いと思うのですが。

書けないこと、書かないことを正当化する前に、ちょっと書いてみるだけで、少し違う感触に出会える気がしまして。

 

そういえば昔は、もう少しネットで、日記を書いていたなぁ、と思うわけで。

 

いつの頃か、ブログで日記を書くのなら、それより先に新作を書いた方がいいじゃないかとも思っていましたが。

 

結局ね、バランスの取り方次第で書けるものは違ってきて。言い訳や理由ばかりなぞっていたら、見えるものも見えなくなる気がします。

 

アウトプットもインプットも大事だと思うのですが。

結局、書きたいものを書く。

書きたいやうに書く。

その直感とか直情とか。

本能にシンプルに従うことも大事だな、と思うわけで。

 

 

言い訳しちゃいます。

言い訳することを言い訳にして。

 

そんなロジックで自分を守るより、

書きたい時に、

書きたいように書き殴る。

この感覚でいたいなぁ、と思うのです。

 

そんなに難しい話しじゃなくて。

ほんのシンプルで、

何気ない、

すごく当たり前のことなんだと。

 

書きたいように書き殴りたい。

結局はそれなんだなぁ、と。

虚空の旅人を読んだ!

上橋菜穂子先生の精霊の守人シリーズ・第4作でございます。
夢中になると、とことん読みたいのですが、仕事の課題をしていたりすると
なかなか読めなかったのですが、今回も読めて満足でした。

では、お品書き。

 

 

 

 

1 あらすじ


Amazonより引用》

新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが、シュガとともに向かったのは、ヤルターシ海のサンガル王国だった。新王の即位の儀に招かれたのだ。ところが、めでたいはずのお祝いの席で、新王は、傷つけられ、チャグムたちは、はからずも呪詛と陰謀の中に身を置くこととなる。

 


2 ブクログレビュー

 

《尾岡のブクログレビュー》

守り人シリーズ第4作目。にして旅人シリーズ1作目。チャグム王子視点の今作は、今までで一番のめり込んだかもしれない。
王族であること。駆け引き、外交。チャグム自身がある意味では目をそらしたいことが目白押しで。その中で、この世「サグ」と重なっているもう一つの世界、「ナユグ」を経験したチャグムが、もう一つ別の海「ナユーグル」に関わるのは必然かと。

情熱的で、血の気の多いタルサン王子をはじめ、三女サルーナと言い、バルサの出演は回想のみだけど、今まで以上に熱い物語で――。

解決ないまま、物語の幕は一応下りる。
やはり読み進めないとです!
今回も満足の1作でした!

booklog.jp

 


3 もうちょっと感想! one more!! 

 

ブクログレビューでは足りないことを含めて。
今作では、バルサもトロガイも出てこない。出てくるのは、チャグムと星読博士シュガの回想のみで。タンダに至っては、登場人物紹介からも出てこなくて。
チャグム、思い出してあげてー! と想ったのは内緒でございます(笑)


サグ(この世界)とナユグ(この世ならざる世界)を経験したチャグムが
今度は、ナユグールに誘われた(ナユグール・ライタの目)少女・エーシャナを巡り、サンガル王国にて新王即位ノ儀の中、否応なしに巻き込まれていくという――この物語展開はさすがでした。

 

ページをめくるのももどかしいくらいに、物語が矢継ぎ早に展開していくのでした。

 

今作で特に印象的なのが、熱血と言ってもいい第2王子、次男のタルサン王子と、チャグムの対比ではないかと思います。

 

己に、国に、そして島や海や兵に誇りを抱くタルサン王子。
逆に、世間知らずなまでに囲われて育ったチャグム。しかし精霊の守人で語られた、バルサ達の出会いが、為政者――王たる道を進むしか無いチャグムに、大きな成長を見せ。絹にくるまれた王子ではないことを印象づける、二人の接触は鳥肌ものです。

 

この作品でも、語り出せばキリがないほど、様々な魅力に溢れていますが、
まずはきらきラと輝く少年の王子の邂逅と、そこから衝突しながら結んでいく、青臭いまでの友情でしょうか。

 

星読博士シュガの気持ちが痛いほど分かります。
今作で、なんてオトナの情けないことか。
シュガは、チャグムを守るため、国の威信を守るため、苦心をします。
オトナならそうすると思う。

 

様々な陰謀、回避できない現実、建前。
オトナなら、安全な道を選ぶ。
まして政治の道、外交の道ならば、必要最低限の犠牲で役目を担えるならば、
犠牲を有効投資と考えるかもしれない。

 

でもね、チャグムは本作の中でこう言うんですよね。
これが、僕も本当に突き刺さる。

 

「おまえがなにか陰謀に気付いたとき、わたしをまもるためにその真相を決して隠すようなことはせぬと約束してくれ。……陰謀の存在を知りながら、だれかを見殺しにするようなことを、けっして、わたしにさせるな」

 


なんて力強く、意志がこめられて
かつ、青い言霊なんでしょうかと、僕は思ってしまいました。
おさない、という単語も、本編の中では何回か出てきます。

 

おさなく。
青く。
まっすぐで。

 

オトナは打算にまみれて勝負をしようとします。
まっすぐさだけでは、決して外交も仕事も社会も成立しないのです。

 

そんなことは宮廷という場所を知り尽くしたチャグムが誰よりも知っていて、
でも、ある意味では知らなくて。

 

その中で、本当の意味で知ることになる。
それが友を送り出した瞬間で。

 

チャグムが思った「虚空の旅人」の意味を
是非に一緒に、見届けて欲しい。

 

オトナの打算が思うとおりにいかないことが、
これほどに痛快とは。

 

真っ直ぐさを忘れると言うことは、
人を駒のようにしか見られないということなのかもしれません。


虚空の旅人になりたい。
今からでも遅くはないと、諦めない心を
チャグムとタルサン王子が、今回、教えてくれたのでした。

アラフォー・ゼルダの伝説にはまり、ハイラルの大地に降り立つ

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ゼルダの伝説

ラノベ臭がするタイトルで、こんちには。
(画像は公式からお借りしましたぞ)

2019年1発目のブログは、
すごく久々にゲームをしました。

セルダの伝説 ブレスオブワイルドです。
もともとゲームは好きだったのですが、
なにかとまとまった時間が作れなかったりで
あえて避けていて、近年なかなかできていなかったのですが。
ここにきて、息子にすすめられて、ドハマリ正月でした。(まだクリアーできず、続いているw)

自分でも意外に思ったのですが、
実はゼルダの伝説はシリーズどれも未プレイだったんですよね。
イースシリーズ(日本ファルコム)が好きだっただけに
本当に自分でも意外でした。
マンガは読んだ事があった気がします。
リンク、ゼルダ姫、そして敵としてのガノンという構図があって
さすがにそれは僕でも知っているというのが、
ある意味で、誰もが知っているゼルダの伝説
キャッチーな部分かもしれません。

閑話休題

ブレシオブザワイルドに関しては
レビューや攻略サイトがあるので、
そちらを見てもらうとしてもですよ。

自分が冒険しているような、
世界に没頭していく感じは
本当に久々だった気がします。

まだ、物語は初判が終わった頃かな、と思います。
今回のリンク(主人公)は記憶を失っているので
その記憶を取り戻す為の旅でもあるわけで。
これがまたゲーム性を高めてくれるわけです。

広大な世界を、プレイヤーの自由さで旅して回る。
風がそよぎ、木が揺れる。
枯れ草に雷が降り注ぎ、火が回る。

僕のプレイを見て、うちの坊は鼻で笑うのですが、
それでもいいのです。

失敗を繰り返しながら
少年は英雄になる。
物語を紐解いて
世界の広大さに目眩をおぼえる。

世界はこんなにも残酷で素晴らしい。
しばらく、コレ続きます(笑)

 

Taskey閉鎖に寄せて

ようやく重い腰を上げて書くのですが(今年も終わるよ
小説(&イラスト?)投稿サイト、Taskey様が閉鎖となりました。(2018.12.21付けで終了)
本当はtaskey閉鎖前にupできたら良かったのですが、日常のバタバタからかなわず。
まぁ、それはそれとして、一つの区切りで、回顧録にすらなりませんが、書いていこうと思ったわけで。

今までの僕個人のオンライン創作遍歴を交えながら、Taskeyさんの個人的な想い出を綴ってみようかなという、最早誰の血にも肉にもならない、そんな雑文です。
奇しくも、今年はこのタイミングでハンドルネームを変更したので(まったくに偶然で、意識すっらしていなかったのですが)なんとも興味深いなと思いながら

 



1 創作遍歴想い出語り

実はもともとは個人ホームページ持ちだったのですが、
小説家になろう様に興味を持って、2013年1月より
読み切り短編を登録したのが始まりでした。
以下、色々な作品をなろう様に登録していって交流もそれなりにあったのですが、
とあるユーザー間企画に参加して、
そのやり方が運営様からクレームがきたのです。(ちなみに企画運営は僕ではなかった)

なろう様ユーザーの方は承知済みの方がいると思いますが
ブックマークをするだけで、ポイントがつきます。
このポイントがやっかい、とうか問題で。
企画作品は、複数ユーザーが参加する形になると思いますが、
当時は1つの連載作品に、複数ユーザーが参加数する形を当時とっている企画が多かったと記憶していますが、それがマズかった。

更新を知りたいからブックマークをしますが
それがポイントの誘導、規約違反となり、企画作品は終了したのでした。
結構、この形を取っていたユーザー様が少なからずいて
泣く泣く、企画作品を削除したユーザー様が多かったように記憶しています。


まぁ、それでなろう様での活動に対してネガティブな感情を抱いてしまった。
今でもアカウントは所持していますが、積極的な活動には至っていない理由の一つです。

あ、でも一応書いておくのですが、
小説投稿サイトは、規約に同意をして活動するのは当たり前のことです。それがイヤなら個人ホームページなりで活動するしかないわけで。ただ時代の変化の中で、後付けの規約追加もあって。ちょっとゲンナリしたのも事実。

でもカクヨム様でも、個人ページに他作者のオムニバス掲載、リレー小説等の掲載は禁止されています。
レビューの誘導になりますからね。
だからこそユーザー企画機能が立ち上がったわけで。

その中で、なろう様の次に心機一転と巡り会ったサイトが
taskey様でした。



2 Taskey様という創作サイト

taskeyという小説投稿サイトがどんなサイトかと聞かれたら、
当初は(有志に)翻訳され、グローバルにコンテンツが注目される可能性があるサイトでした。
また表紙、挿絵も投稿し、またtaskeyユーザーが投稿した挿絵も使えるというスタイルでした。(著作権については、許可する許可しないのチェックあったと記憶してますが、ただガイドラインは甘かったかなと思います)

まぁ、そこは本題ではないので。挿絵が自由に使える。表紙を作れる。本文中に装飾が行える。そこがメリットだったと思います。

今思い返すとですね、なろう様やその他サイトで活動していた方が、新しい場所・新天地を追い求めていた傾向もあったと思います。
(taskey開設当初は、カクヨムもまだ開設していませんでしたしね)

作品の評価は1日1回できるLove it(イイネ)だったのですが
これが当初は勇んでやっていたのですが
これがなかなか、Love itするだけにサイトを回るような感じで、本末転倒な感じが否めなかったのです。

そして後半、特に顕著だったのですが
サイトが重かった。
サーバーの増強、リニューアルの告知も出されていたのですが
結局はβ版のままtaskey様は閉鎖になってしまうわけで。
まぁ、逆に言ったらβ版ですからね。正規版として終了したわけではないので、それはそれだよねとは思うわけけですが。

ここで、巡り会った作品もありますし、フォロワーさんももちろんですし。
素敵なサイトだったと、思っています。


3 ビジネスとしての小説投稿サイト、ビジネスにのっかるユーザー

ただビジネスとして、として捉えたらどうだったんでしょう。
実はtaskey様は今後、チャット小説アプリ「peep」に集約していくとのことで。
どうやら運営様と、taskeyで主戦力だった作家様が契約(?)を結んで、そのチャット小説で新作を公開されるらしいのですが。ユーザーは続きを読みたければ、チケットを買っていくというのは、まぁリーダー系アプリなら、よく聞く話ではありますが。

「チャット小説かぁ……」
とアプリすらダウンロードしておりません。
もちろん、新しい試みだと思いますけどね。

ただその後需要はあるようで、peepの発展をお祈りしようと思うわけで。
ただ僕は正直な気持ちとして
オンライン小説投稿の場と、オンライン作家の皆様の作品を純粋に読める場所が欲しかったので、少しtaskey様の今後のビジョンには心躍らなかった、ということぐらいです。

小説投稿サイトもビジネスで
なろう様、カクヨウム様、アルファポリス様をはじめ
それぞれが、スタイルを確立しています。その中核となっているのは、出版社とのコラボレーションであり、小説の賞であり、出版、作家への道ですね。そこに横並びする苦しさは、確かにあるんだと思います。

そしてユーザーが小説を投稿する、閲覧する。この当たり前の行為なのですが、taskey様で活動する中で実感したのが、サーバーを管理・維持することの難しさがあるんだなと思いました。

多分、コレは利用していたユーザーがみんな思っていた事だと思うのですが、
サイトのアクセスが集中する時間帯は、本当に重かった。重いだけなたまだしも、弾かれますからね。サーバーの増強、リニューアルを誓われていましたが、peepという形を選択し、2018/12/21で、終了します。

投稿サイトは永遠ではない。そこは大きな教訓だと思います。
ただ、taskey様で活動できた。僕では持ち得ない感性の作品、作者様と巡り会えた。それが財産であると思います。

一つに時代が終わる。
でも、その時代の中で活動できた。
そこに感謝を込めて。

小さな灯り

 

 蝋燭にマッチで火を灯す。火と表すにはあまりにも弱々しい灯火で、王宮の燦々としたランタンの明かりから考えたら、なんて弱々しいんだろうと思う。

 でも、この弱い光だからこそ、肩を寄せるようにみんなが寄り添う。この瞬間は、城ではとうてい味わえない。

「物好きだね」

 と彼女は笑う。王城ではパーティーのまっただ中。影武者が今頃四苦八苦しながら、僕に向けて呪詛を送っているに違いない。

 孤児院で育った君は、僕の騎士となったが――僕はこの国の貧困を、まだまだ何も解決できずにいる。

 火を灯すのだ。民の生活に――そんな王にならないといけない。

 でも今は――。

 

「メリークリスマス!」

 無邪気に声が重なった。

 

 

 

 

 

今回はやや不消化ですが。

まぁ、書けるその時の精一杯ということで。

影武者君の話はまた書きたいかもしれません。

しかし王子な僕と、騎士の彼女にいい加減名前をつけないと……(プロット上もまだないw

 

 

それでも今回も、楽しく300字SSに参加させていただきました!

改めまして、尾岡レキです。

ページ間違いではありません。
旧オカザキのブログでございます。
尾岡レキとハンドルネーム・ペンネームを変更いたしました。
それに伴って、ブログもokazaki3projectから
【猫の尻尾亭】に変更致しましたことをご報告いたします。

なにがあったと言われたら、
とくに何もありません(え?
いや、旧オカザキはですね、もう17年くらい前から使っていて愛着があって
でも、3年周期くらいで、変更したい欲求があって。実は一時期
Reoというユーザー名で活動していた時もあったのでした。

が、このたび、娘ちゃんと作業しながらライトノベル談義をしていたときに
「お父さんのペンネームってさ、リアルを知っている人が見たら、分かるよね」
直球ストレート。
「あまり、分かるような感じのペンネームってよくないんじゃなかいかなぁ」
ど直球ストレート。

まぁ、そんあことがありまして、
そうね、そろそろね、と思いながら悩みつつtwitterにツイートしていたら
盟友・呂彪さんが、僕の名前をつけてくれました。



もう呂彪さん、ステキです。
もう、お母ちゃんと呼びたい(コラ

またフォロワーさんが一生懸命考えてくれて
様々な案を出していただいたのでした。

 

本当に、本当に
ありがとうございます。

このブログ及び
マグネット・カクヨム小説家になろう
主要活動サイトのユーザーネームも
【尾岡レキ】に変更しております。

中の人が変わるわけではないので、
今後も、限りなく水色に近い緋色も
300字SSも、詩もできる範囲で頑張って書いていきたいと思っています。


今後とも、尾岡レキをよろしくお願いいたします。

改めまして、尾岡レキです。

ページ間違いではありません。
旧オカザキのブログでございます。
尾岡レキとハンドルネーム・ペンネームを変更いたしました。
それに伴って、ブログもokazaki3projectから
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なにがあったと言われたら、
とくに何もありません(え?
いや、旧オカザキはですね、もう17年くらい前から使っていて愛着があって
でも、3年周期くらいで、変更したい欲求があって。実は一時期
Reoというユーザー名で活動していた時もあったのでした。

が、このたび、娘ちゃんと作業しながらライトノベル談義をしていたときに
「お父さんのペンネームってさ、リアルを知っている人が見たら、分かるよね」
直球ストレート。
「あまり、分かるような感じのペンネームってよくないんじゃなかいかなぁ」
ど直球ストレート。

まぁ、そんあことがありまして、
そうね、そろそろね、と思いながら悩みつつtwitterにツイートしていたら
盟友・呂彪さんが、僕の名前をつけてくれました。



もう呂彪さん、ステキです。
もう、お母ちゃんと呼びたい(コラ

またフォロワーさんが一生懸命考えてくれて
様々な案を出していただいたのでした。

 

本当に、本当に
ありがとうございます。

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主要活動サイトのユーザーネームも
【尾岡レキ】に変更しております。

中の人が変わるわけではないので、
今後も、限りなく水色に近い緋色も
300字SSも、詩もできる範囲で頑張って書いていきたいと思っています。


今後とも、尾岡レキをよろしくお願いいたします。