猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

お腹が空いたよ、まだですか?

 手をかける。その手を惜しまない。今頃、ちょっと店に行けば手頃なランチを食べることができる。冷凍食品だって主婦の強い味方だ。
 それでいいんじゃないかって思うのに、許してくれないんだよね。
 ――手作り餃子が食べた・い・の!
 そうですか、そうですか。餃子の皮にタネを包みながら、億劫な気持ちを隠しながら、手際よく包み込んでいく。ニンニクとニラを少し多めにしてね。力任せではダメなのだ。優しく、食べてくれる君達のことを想いながら。
 チビさんは良しよう。我が奥様まで、子どものように無邪気に餃子を待ち望んでいるんだから、どうしたものか。お前まで腹が減ったと騒ぐなよ、頼むから。
 あと少しだけ、お待ちあれ。

 

 

 

第61回Twitter300字SS参加作品

テーマ「包む」でした。

【298文字】

 

 

 

うむ……

なんてモノ書いてるんだって、書いた後で思ったよ。うん。

もう包み込まれていた

 もう少し、自分の時間が欲しい。理由はそれだけだった。彼に不満があるわけでは無い。そもそも私に選択肢は無い。貴族の家に産まれた子女としての覚悟はある。婚姻の意味も理解している。ただ、もう少しあと少しだけ、先生とこの国の古代史を探求したいだけなのだ。その時間が無いことを私は知って――。

 

「先生?」


 私は目を丸くした。この国の第3王子は、学士院の学長であると聞いていた。その王子――目の前で、私の先生が笑顔を浮かべている。
「結婚なんか興味もなかったんだけどね、君となら一緒に歩みたいって思ったんだ。その、ダメかな?」


 包み込むような笑顔で。あぁ、と理解した。今さらに。私、目の前の人に恋していたんだ。

 

 

 

 

 

第61回Twitter300字SS参加作品

テーマ「包む」でした。

【298文字】

成人式ですね。

どうも、成人式の日にネット小説を読み漁っていたオバカな40代です。

だってさ、なかなかまとまった時間ってのがなくて、こういう時はチャンスって思ってしまうのです。

こういう時、読了ツイートしたら、
良かったのに。次から次へと読むから、いけないのよね。


僕が言うのもアレですが、続きが気になるので完結させてください。せめて僕が読む時には(マテマテ

 

 

 

 

成人式ですね。
Twitterでもやっぱりトレンド入りしてましたし。まぁ今日だし。

 

僕は実は成人式に行ってなかったです。
これは僕の特殊な事情もあって。
転勤族だったので、そもそも
住んでいた場所には昔からの知り合いはいなかったんですね。

 

そもそも、成人式に行くメリットを感じなくて。
まぁ当時から引きこもりってのは確かにあるんですけど。

 

大人になりきれていない僕が言うのも
アレですが。
節目は感じながら、自分の想いをその胸に
新成人の皆さんには、頑張っていって欲しいかな。

 

成人式を迎えたからといって
何かが大きく、劇的な変化がおこるわけでもないし。

 

それは資格にしても、役職にしてもそうですよね。
そういう立ち位置にいるから評価されるのか、
何かを為したから評価されるのか。

 

どうせなら、何かを為したいとは
今でも僕も思いますけど、
それも今この瞬間から思う必要はないし。
探しているのなら、それはそれで、オッケーだと思うのです。


まずは新成人の皆様、本当におめでとうございます。
成人式とか、まぁそれはどうでもいいので。
成人式行ったも、行けないもどうでもいいので。

 

節目で、この日を迎えたことを。
心から、お祝い申し上げます。


今できることは、今しかできないからね。それは間違いないのよね。

長期休みの、親の宿命

 

これは毎回、言っている気がしますけどね。
まず、これは多分どなたも宿命中の宿命と思うのですが、


ご飯ですよね。


子ども達が休みでも、親は仕事をしているパターンは多いわけで。
必然的に、食事の準備は課題ですよね。


よしんば学校が始まっても、稀に給食は数日待ってね、のケースもあり。親としてはこれもダメージが深い。

しかし、ここよりも我が家的にダメージが深いのは

 


【syukudai】


ですよ。宿題。

 

我が夫婦も勉強が得意だったとは言い難い。
しかし、娘さんは勉強が苦手。
息子君は、好きではあると思うのですが、要領が悪い。


後で貯めて、結局、首を絞めるパターン。

 

人間、そんなに一気にはできないから
少しずつやりなよとは毎回、相方さんとともに声をかけるのですが、
なかなかね。
もって産まれたパーソナリティーもあるかもしれないし、
なんたって我が夫婦のもとに産まれてしまったという不幸があるかもしれませんが、まぁそこは許して。笑ってこらえて。

 

まぁ息子君の場合は
「まだまだ余裕だぜぇ、ふっはっはっは!」
と高笑いしてゲームして、好きな本を読んで今に至る。


一緒に勉強すると効果あるのですが、
それもイマイチの時もあって、結局僕だけ仕事の本が進むこともしばしば。

 

まぁ、でも優等生では決して無くて
僕自身がのび太君だたっと自負している僕ですので、まぁ、ね。とも思うわけで。

 

そんなに小・中学校時代、勉強していたかと言うと
「うふふ♡」とごまかしたい(キショイ、ヤメレ

 

まだ冬休み終了まで、彼女ら彼らは
あと1日ありますからね。
もう自分の責任だ、がんばってくださいませよ、と言うしかない。
まぁ、自分達の過去を振り返って考えれば。
乗り越えて、生きろと思うわけです。


社会人なったら、まだ宿題の方がよかったと思い返すのか
この時、もっとやっていれば良かたっと思うのか、
あるいは、この時のきっかけで、自分のための勉強に踏み出していくのか。

僕は二番目だったかなぁ。
だからこそ、今のこの仕事では
より磨いていかなくちゃ、って思うんですけどね。


多くの皆さんは、1/6からお仕事の方が多いと思いますが
無理なくファイトでいきましょう。

むりなくふぁい!

金木君と水原先輩が、ただただ食べるだけの話し

 

「ラーメンってさ、初めて入った店で何を食べる?」
 茜さんは、いつも何を言ってくるか予想外で、今回も僕は面食らってしまう。
「え? 気分じゃないんですか?」
「わかってないね。醤油ラーメンだよ。王道のラーメンを食べてこそ、その店のレベルが分かるってもんじゃない?」
「でも水原先輩は、塩豚骨ですよね」
「君が、醤油ラーメンを頼んだからね。同じじゃ芸がないでしょ?」
「へい、おまち」
「じゃ、食べようか」
 茜さんはニンマリと笑んで、手を合わす。二人そろって、いただきますを唱和して、僕らはラーメンをすすった。出汁がよくきいていて、本当に美味しい。茜さんは猫舌なので、レンゲに乗せながらゆっくりだ。急かさないように気をつけながら、僕も麺を啜っていく。と、水原先輩と目が合う。
「ん?」
「金木君も、塩とんこつ食べたい?」
 無邪気な微笑みで、レンゲを差し出す。
「え?」
「食べてみたら?」
 迷い無く言う。水原先輩に翻弄されるの毎回だが、これは少し人をからかうにしては暴走しすぎじゃないだうか? 食べてくれることを期待してやまない眼差しに、僕は決心してレンゲに口を付ける。お返しとばかりに、僕の醤油ラーメンをレンゲに乗せて、水原先輩に差し出した。
 先輩は目をパチクリさせた。
「醤油ラーメンも美味しいですよ?」
「あ、え、う、うん。あ、ありがとう――」
 先輩、そこでなんで顔を赤くさせるんですか?
 いや、あの。非常に気まずいんですけど?
 そう思っていると、水原先輩がレンゲに口をつける。
「おいしいね」
 顔を赤くさせながら、でもニッコリ笑む。きっとお互いの顔が熱いのは、ラーメンの熱気のせいなんだと思いながら――。

ひととき

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あまりに可愛いツーショット(猫のエマさんと、うちの相方さん)

なので、おすそわけ。

こんな”ひととき”があるのが、いいですね。

 

走るだけじゃなくて、

たまにゆっくり座って

目を見てしっかり話したい。

よく忘れがちで、

嗚呼、イライラしちゃうことがあるんですけど。

 

落ち着いて、

ゆっくりと

ストーブの前で食べる

 

 

アイスがうまひ。(マテ

お正月3日目

 

ブログも3日書いたら、今年の目標は達成したような物ですよね♪
(それを世間一般では、三日坊主というw)

 

昨日、ノベルアップで更新した「ケアマネの尾岡さんに、なにか質問ありますか?」ですが、少なからず反応いただいて、ありがとうございました。

ケアマネの尾岡さんに、なにか質問ありますか?(尾岡レキ) | ノベルアップ+

 


まぁ本心は書きたい小説を精力更新していきたいので、そこらへんはバランスをとっていきたいと思います。


貧乏暇無しと言いますか、
普段追われていると、長期の休みがあるとどうしていいかわからない時がある(ダメなやつ
今日はまさしくそんな感じで、結局、ネット小説を読んで終わり、夕方からエンジンがかかってきた気がします(^^ゞ
なんか休んでいて良いのかとそわそわしてくるのですが、
隙間時間でも良いから、何かを書く。これが重要なのではないかと最近感じてます。

 

社会人をしていると、そしてお父さんでいると、まとまった時間なんてありゃしないんです。だって、やっぱり、家族の輪の中で、自分だけ好きなことはできないんですよね。
好きなことはしたいけど。
それは相方さんのことを考えると、やっぱりできなくて。

 

独身なら、それは可能かもしれません。
むしろ独身の時にそうすべきです。その時間は、今だけですからね。それは間違いないと思います。

 

でも今は自由にならない時間を嘆いても意味が無いと思ってます。無い時間を嘆くよりも有る時間をどう捻出させていくか。まぁそれが今年の目標に繋がっていくんですけどね。

好きなことは、やっぱり好きでいたいし、続けたい。


でもその為の時間への付き合い方は、やっぱり大人な付き合い方であるべきで。
そう考えると、食卓に座ってパチパチできるpomeraは、良い相棒です。
うん、今度、創作エッセイはpomeraについて語らなくちゃ。

うん、今度はそうしよう。
小さな言葉を書き連ねていくことで、
やっぱり言葉を綴ることが好きなんだと実感します。
できるだけ、好きを大事にしていきたいですね。