一想いに、呪符を破り捨てる。この里には、全ての災厄を封じると口伝だけが残る。 愚かと思うが、この手は止まらない。 禁書となった魔術書を漁る為だけに、国は私たちを捨てたのだ。 呪符は繭のように、神木からぶら下がって。 躊躇わず、散り散りに呪符を…
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