猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

2019-09-07から1日間の記事一覧

この時間だけ演じれば

社交界なんて興味もないが、王家が主催するパーティーとなれば参加しない訳にもいかない。どうせ私みたいな女に声をかける紳士なんているはずが――。「僕と一曲踊ってくれないかな?」 声をかけてきたのは王子で。彼曰く、色目を使う淑女に食傷気味らしい。私…