ソードアートオンライン1を読んだ!
今回読んだのは、こちらの一作!
【あらすじ(Amazon,jpから引用)】
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。
ライトノベルの金字塔と言っても間違いない
メディアミックスされ、
ライトノベルの中のカルチャーとして
別に食わず嫌いだったわけじゃないけど。
なんとなく、
ふーんって感じで乗り遅れていた小市民です(笑)
実は息子くんが、先に動画サイトで見ていて
「お父さん、カッコイイよね~」
と騒いでいたのに、感化されたのはナイショのハナシ(笑)
今回、無心に読んで
本当に評価される作品ってのはこういうことなんだなぁ、
って思ったので自分自身の勉強も兼ねて
今回はこんなことを思ったのですよ。名作はやはり名作なのだ、と。
やはり、しみじみ思って、作品世界に没頭したのでした。
1 キャラが出し惜しみない
ネタバレにならない程度でいけばですよ。
キャラとの関係を含めて、物書きとしてはジレジレさせたい。
強大な敵もそうですよね。
でも、出し惜しみないんだ。まったく、もって。
この1巻からフルスロットル。
だからこそ、なのかな。
このままじゃ終わらないだろうというラストがあって
次巻が楽しみで仕方がないという感じで。
あ、ちなみに語弊がある言い方かもしれませんが、
このパワフルさ、疾走感はテイストは全く違えど
2 ゲーム内と異世界の位置付けが、よりリアルさを醸成
あらすじにもありますが、デスバトルです。
帯が秀逸よね。
「これはゲームであって遊びではない」
ゲームでの内容が
リアルで、自分自身の生命に反映する。
リアルに帰りたい。でもここで出会ったことは、ゲームだったとしたくない。
この、中盤から終盤のジレンマ、ゆえの原動力というか。
帰る。これは異世界召喚ものでもあるキーワードかな、って想いますけど、
この作品を読んで感じた妥協ない疾走感。
それは、生命の鼓動と言ってもよくて。
全力でキリトもアスナも生きている。
それを感じるから故の疾走感と言ってもいいのかな。
3 疾走感あるアクション
ゆえに、疾走感あるアクションが格好良くて。
ゲームです。でもここで死んだら、現実の自分が死んでしまう。この表現しえない、なんともいえない緊張感。
そしてゲームならではの戦略性。駆け引き。ですね、まさに。
スキルとゲームならではの、システムを理解して。
でもそこにご都合主義はなくて。
いや、物語なので、ストーリーテリングなので、厳密に言うと
そのゲーム性すら超越した展開があって、
そこは僕としては胸アツだったんですけどね。
この文章、表現だからこそ、あの映像が生まれた
そう考えると、物書き視点としても胸アツでした。
ということで。
少し検索すると、2巻は1巻で書ききれなかったことの補記というか
アウトサイドエピソードの要素が強いようですが、
楽しみに購入させていただきます。
ステキな作品に出会えるって、
やっぱりステキで
そして紙をめくる読書体験はやっぱりスキだなぁって思ってしまったのでした。
また読むのだー!