「おまたせしましたね」 鈴が響くような声で、翠の魔女が声をあげる。 「それじゃあ、お茶の時間にしましょう」 指でパチンと弾く。置かれた箱から自動で、曲を紡ぐ。楽しげで。でも煩くない、忘れられた時代の音楽を。円盤一枚で、こんな音楽を再生できるの…
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