猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

娘さんのこと

新学期がはじまりました。

 

何回かブログの中でも触れていますが、
うちの長女は、学校の中で対人関係が上手くいかず、
授業に参加できていません。
彼女は特別教室で授業を受けて、今まで経過してきました。

 

対人関係が上手くいかない――。
まぁこれは控えめな表現ですよね。傷つく言葉に晒されたと言うべきかな。
あのクラスに拒絶反応に近い想いを抱いている、彼女の姿を見て少し複雑のものがあったのも事実でした。

 

学年が変わって、本人の中で
頑張ってみたいって想いがあったようで、
今日は朝から、みんなと同じように登校したのでした。

 

学校から呼び出しがあるかなぁって思っていたので、
でも彼女なりに頑張って、
本人曰く

 

「人酔いした」

そうでありますが、途中特別教室に行きながら
お昼は家で食べたよ、って一日だったようで。

 

先生には、小学校のときに仲が良かった子と一緒にしてもらったり、
本当にたくさんの配慮をしてもらって。
まだ、これから始まる感じではあるけれど、

 

娘と一緒にがんばっていくというか。
いや、すでにがんばっているから
ことさら、頑張る必要はまったくないと思っていて

 

休み明け、学校に行けたことが本当に
スゴいと、心底思っていて。

 

これから少しずつ、彼女が夢を実現する為とか
夢が今はなくても、
それを探す為に、ちょっとずつ
アクションして欲しいなぁ、って思うわけです。

 

先は長いと思いますが、
ゆっくり、少しずつ
やっていけたらって思ってます。

 

一つ言いたいのは
これはオトナもコドモも。

何気ない言葉が
刃になって
その刃に毒を塗るようなことになるんだって
思ってください。

 

傷をつけるのは一瞬だけれど
簡単に傷つけることができるけれど、
その傷を癒やすのは一生――否、消えることはないんだと思う。

 

そんなつもりがなかったのなら、
最初から言うべきじゃない言葉ってのは確かにあって。

 

どうせ蔓延するなら希望の言葉が良いよねって
最近、本当に心の底から思うのです。