猫の尻尾亭

尾岡レキが創作の事や読書感想を殴り書きするだけのブログです。アイラブ300字SS!

夕焼けの魔法

 

 勇気を出した。その結果――今日があるんだけれど。ため息が自然と漏れたことに気付いて、唇を噛みしめた。今日はもう終わる。デートはこれでお終い。
 後輩の彼は、人気があって。先輩の私は地味で。正直、どうして私を選んでくれたのか、よく分からない。彼がどう思っているのかもよく分からない。この手をのばして、彼の手を握りたいって、何度も思ったけれど――。
「え?」
 私の手を彼が優しく握ってくれた。
「ごめん、先輩。遅くて」
「え?」
「もっと早くこうしたかったんだけど」
 陽が落ちかけて、彼の顔がよく見えない。夕焼けの魔法に私はかけらたんだ。きっと。

 魔法をかけられるがままに――私は迷わず、彼へ背伸びした。

 

 

 

今回もTwitter300字SS参加できてよかったです。

たまにこんなキュンキュンするようなのを書きたくなるんですよね。えへへ。
今回も読書として、300字SSを楽しむのです

(最近、時間的余裕がなくて消化不良なんですけどね、今回こそ楽しむの!

令和最初の仮面ライダーが終わりました。

良いオッサンが仮面ライダーというツッコミも多々あると思うのですが、コレが良いんです。


熱狂的な仮面ライダーフリークというワケではなくて、
見る時と見ない時の落差がかなり自分でも激しいと自覚しています。

でも、やっぱり時々で、自分のツボになる仮面ライダーがいて。創作が好きな人、アクション、映像、色々な意味で最先端がつまっている気がします。

 

さて、今回、初回から最終話まで逃さずみたゼロワンです。
いやぁ、かっこよくて、可愛くて、ドキドキして、最後までハラハラして、そしてこの世界の余韻にもっともっと浸りたかった。


公式サイト(東映公式)はこちら。

www.kamen-rider-official.com

 

 

じゃぁ、ゼロワンって一体何だったんだろうって思ったので、改めて考えたいなって。
僕にととってのゼロワンは、お父さん・お母さん・オトナ達の背負うべき使命――なんじゃないかって思っています。

 

そんなわけで尾岡はこんなことを思いました。

 

 

 

 

社長で仮面ライダー(本当はコメディアンを目指していた)

設定が濃い。
飛電インテリジェンス創業者の孫が飛電或人。彼はコメディアンを目指していたが、泣かず飛ばず。そんななかで、祖父が死去。会社を継ぐ事態になるわけですが、AIテクノロジー開発のノウハウは、或人にあるわけもなく――がスタートライン。
でも、知らないからこそ、知らない強みでヒューマギアに真正面から挑んでいく。賛否両論があって。この或人の青臭さが苦手な人もいたようですが、僕は好きでした。
だからこそ、余計に周囲のドラマが引き立った気がします。

 


社長秘書(秘書型ヒューマギア)イズの存在

 

人工知能搭載型人型ロボ。ヒューマギア。そのお仕事のジャンルに分けて、様々なヒューマギアが存在するのですが、特に本作ヒロインであるイズの人気たるや。

あくまで社長サポートをすることを前提に開発されたため、ビジネスの知識は幅広い。でも或人の発するギャグについては理解できず――その落差が最初は面白かった。或人のギャグを解説したりね。
でもそのうち学習(ラーニング)していくんですよね。
結果、或人より先にギャグを言ったり。

いつしか視聴者もイズの存在に飲み込まれて。
だからこそ、先の展開で息を呑む――。未見の方は是非、ブルーレイディスクで追いかけていただきたい。

 

 

 会社ってなんだ?

本作で、度々テーマになったことです。
もしかしたら、観ていたオトナの方。胸を鷲掴みにされた人もいたんじゃんないだろうか。
どうして仕事をするんだろう。
会社ってなんだろ?
そんなことを投げかけてくれました。


もちろん特撮なので、ビジネス映画のように硬派じゃない。この作品はあくまで仮面ライダーなのです。

ただ或人は夢を語った。その夢の実現を信じて、色々な人が集まってきた。それが会社なんですよね。
或人は、飛電インテリジェンスを追い出された。
しかし、諦めきれず飛電製作所を立ち上げた。

さながらAppleを追い出された故スティーブ・ジョブズのように。
ジョブズAppleに戻って、iMaciPod、そしてiPhoneiPad etc……。を発表し、世を変革したわけですが。

利益を得るために会社があるわけではなく。
社会に、世の中に評価された対価として
利益があるわけです。

或人の言葉は青いけれど、
青いが故に真実です。
理想が語れない人に、イノベーションある未来は語れないし、
実現できないんですよね。


個人的には最高のNo,2
飛電インテリジェンス副社長(アンジャッシュ児島さん)が僕は大好きだったよ!

 
道具?

もう一つ、本作のキーワードとなるのがこのキーワード。
会社の部下は、道具なのか?
いや、違いますね。自分以外の人間は道具なのか?
便利な道具として誰かを見ていないか?
これが人間対ヒューマギアの構図に当てはまる気がします。

人間は、自分が優位に立つと
下位と決めつけた人たちを蔑ろにしがちで。

でも忘れていないだろうか。
会社というのは、組織というのは、チームというものは。
一人では達成できない、大きな、おおきな、
それはそれはとても大きな大きな目標を
みんなで、寄ってたかって実現していこうぜってことです。

道具と認識した途端に、チームは瓦解していく。
どんなに素晴らしいテクノロジーがあったとしても、
「物」を使うのは人であるってことですね。
「人」と「人」がチームを作るのです。
「人」と「物‘ではチームは作れない。
作中、飛電とザイアの差はそういうトコロにあった気がして。

だからこそ最終話のチームサウザーサウザー課にニンマリとしてしまったのでした。

 


その結論は……。
 

「その結論は予測されている」
作中人工知能「アーク」が示した言葉でした。
でも人間もヒューマギアも、予想された結論から大きく外れて、最終回を迎えた。
復元したあの子は、きっと最初のあの子とまるで違う子のあずなのです。
過去のあの子と、今のあの子を全て胸の内に収めて
或人は生きていくのかと思うと、余計に感慨深いですね。

結論は予測されない。
未来は行動を起こせばかわる。
青臭い理想がなければイノベーションは起きない。

 

子ども達のヒーローである仮面ライダーゼロワンは、
「お仕事」を通して
世の大人を「仮面ライダー」として見ててくれたらと、思いました。


苦しいこと、苦境があるなかで
働いている、守ってくれる
オトナって、すごくカッコ良いでしょ? って。
ちょっと大袈裟かしら?

 

 

 


仮面ライダーゼロワン、完結。
この余韻に浸りながら、冬の映画が楽しみなのです!

 

 

EWIN Bluetooth折りたたみキーボードを購入したよ!

ここまでくると我ながら道楽だまって思いますが(笑)

新しいコンパクトキーボードを購入しましたので、レビューします。

多分、コンパクトキーボードはこれで打ち止め。(多分ね、世の中に絶対はないけどさ!

 

EWIN 折り畳みBluetoothキーボードです。

どんなキーボードかと言うと。

 

こんな感じでできました。

f:id:oka-reo:20200823133416j:plain

 

では、出します。

 

f:id:oka-reo:20200823133523j:plain

 

 

はい、手帳みたい。

色は4色用意されています。

(ブラック、ブラウン、ゴールド、ピンク)

僕はシックに黒にしました。やっぱり長く使って飽きないのが良いからね。

 

 

開くとキーボードです。

f:id:oka-reo:20200823133725j:plain

 

f:id:oka-reo:20200823133758j:plain

 

設定を一回したら、開けば接続。3台まで接続可能です。

 裏がマットな感じです。そこまですべることはなく、僕は使いやすい。

 

二つに分割するので、気になるのは、キーボード中央の隙間。それにともなって、キー位置がパソコン標準のものにくらべると不規則。ここはコンパクトキーボードの宿命かな。

f:id:oka-reo:20200823133337j:plain

 

 

おかげで、まだ慣れていないせいでしょうね。

前回購入したブッキースティック以上に誤字が多いです。まぁ元々誤字が多いけどワタクシ(あわわわわ

 

 

打鍵感は静か。ほぼノートパソコンのキータッチと変わらない。

ブッキースティックはカチカチした感じで、

少し重さがありましたが、EWINはそこは軽やか。

打鍵感の爽快感でいえば、HHKBにソレはかないませんが(そこは比べられないから

 

前回購入したブッキースッティックの唯一のウイークポイントは、やはり場所によってきーが小さい。数字キー、記号は本当に致命的でした。慣れたけど。

 

やはり大きいキーボードは入力も楽です。

あとはこのキーの位置、分割された構造ゆえ、キーボードの個性、クセに早く慣れたいと思います。

 

広げた時の存在感、安定感がありますが、

逆に言うと、コンパクトで遠慮なく外で書けるおはブッキースッティックだなって思います。

 

腰を落ち着けて書くのであればEWINに軍配があがるかと。

 

この手のキーボードで言えることなのですが。

横向きにたたむEWIN

縦にたたむブッキースッティック。どちらも膝の上ですると安定しません。形状からややブッキスティックがやや安定か。

ただクリップボード等で下敷きにすると、そこは解決します。EWINは別にスマフォ&タブレットスタンドが必要なので、そこがネックですね。

 

 

用途によって使い分けていきたいです。

良いキーボードがあるからと言って、創作が進むかどうかは、もちろん別問題なわけでありますが(笑)

 

 

良き創作ライフを!

 

 

 

 

※このエントリーは、ノベルアップ+の創作エッセイにも転載予定です。

今日も今日とて……

ちょっと本を読んで、フォートナイト をして

そして、今日も終わるからと、慌てて執筆をした本日。

皆様、いかがお過ごしでしょうか(如何もナニもねぇ!

 

息子君とともに、フォートナイト ・ライフ満喫中ですが、

ゲームって恐ろしいね。

やっていると、あっという間に1日が終わっていて。

あれ? ってなる(笑)

 

もちろん、その間、

息子君は自分のノルマである夏休みの宿題を終わらせたりと、自分のヤルべきことはやっているワケで。彼はエラい! そしておいらは廃人のごとく、あ、今日も終わったのね、って思うわけで(笑)

 

でも、なんだか

こういうゲーム満喫していて、時々本を読んで、

そして書きものををする時間ってなかなか貴重な気がします。

 

セカセカして追われていて、なんかそれが当たり前ってのも悲しくて。

もちろん、この時間帯に、人が遊んでいたり休んでいるd時間に自分のためのインプットやアウトプットをしていくのは非常に重要だと思います。

 

限られた時間のなかで、何を生めるか。

成功できた人は、チャンスを掴むことができた人はきっとそういう、努力を惜しまなかった人かもしれなくて。

 

かたや思うのです。

好きなことを、好きと自分の時間に注ぎ込んでいくことも、これまた強みではないかと。

 

斬新なアイディアなんて、そう簡単に生まれてくるものでないとしたら。色々なところに転がっているヒントを自分なりに解釈していくこと。拾い上げていくことが、これは重要なんじゃないかと思うわけで。

 

そう考えると、時間を浪費したと考えるよりは

自分のために時間を使って、エンジョイしたと思う方が、ストレス低いし、正しいと思えます。

 

エンジョイの後、どう自分のために時間を注ぎ込んでいくか。

インプット、アウトプットを絶え間なくしていく必要は変わらなくて。意識的にやっていきたいな、って思うわけです。

 

と、大袈裟にそんなことを思う(笑)

言い訳だなんて言わせない(イワセナイw

 

そんなことを思いながら、明日からまた仕事がんばります(えいえいえおー!

息子とFortniteやるの巻

Fortniteというゲームがあります。

 

www.epicgames.com


今さら尾岡が言うまでもなく、世界レベルで有名な
アクションビルディングゲーム、サードパーソン・シューティング、バトルロイヤル、プレイヤー対モンスターゲームですね。(wiki参照)

 

実は小学生に人気らしくて。
うちの息子君も、ご多聞にもれず熱中していたのですが。

息子君はSwitchで。尾岡はPCで挑戦しました。

 

ルールは簡単。広大なエリアの中から落下ポイントを選び、そこを探索して武器やアイテムをゲット。敵対プレイヤー、敵対チームを撃破。最終的に最後まで生き残る……。
ただ途中でストームという嵐が発生します。活動エリアがじょじょに狭まるという。

 

ただ操作は簡単じゃない(笑)
息子君の操作は神か、って思いましたが。息子君いわく「プロゲーマーはもっとすごい」らしい。確かにYouTubeでプレイ動画を少しだけ息子君に見せてもらいましたが、うん、確かに「意味わかんねー」レベル。
なんで、あんなに正確で早いの? と目が点になります。

 

それはともかくとして。
息子と同じ部屋で音声チャットしながら(それがもう意味ワカラチン
FortniteやMinecraftでオンラインで交流しているキッズ達。
なんかもう、僕の記憶にある小学生像とは、かけ離れたイメージだなって思うと、本当に時代は変わりつつあるんだなって思います。

 

しかしですね。
やっぱり新しい世界を触れることができるのは楽しい。
この疾走感。様々な人と交錯して、時に弾丸を打ち込む、闘争本能。だけど、流血があるわけじゃなくて、ボットで回収(になるのかな?)される様は、戦線離脱って感じがして、本当にスポーツしている感じがするし。息子くんに助けてもらいながらも、ビクトリーロイヤル(ドン勝)した時は気持ちよかった!
 ↑
99.99%、息子くんのおかげですが。

 

しばらく、Fortniteで息子くんと共同戦線をはる予定です。
ではでは。

悲報 ポメラは娘の養子になりました

 

かなりのパワーワードだと、書いて自分も思います(笑)

ことの発端は、先般このブログに書いたブッキースティックで創作活動に勤しんでいた時。

娘さんがおっしゃりやがりました(笑)

 

ポメラ使ってないのなら、欲しいんだけど?」

 

あぁ、やっぱり?

娘さんは、実は僕と同じようにネット小説を読者として楽しんでいて。

 

 

「読んでないで勉強しなさい」

と強く言えないのが、悲しいところ。だってお父さんも読んでいるもん(もんじゃない

 

まぁ、どんな理由であれ、自分の中でなにかをしたいという想いがあるのであれば、それはそれでいいかと思い、娘さんポメラさんを託したのでした。

 

きっと娘ちゃんなら、優しく大事に使ってくれるはずです。

 

 

 

 

HHKBとブッキースッティックをともに使っていて思うのは

やはり使用感はHHKBですね。

ブッキースッティクは小さいせいか、特にバックスペースでミスが多い。

あとは数字キーですね。

 

でもちょっと気分を変えて入力できるののも、隙間時間で書けるのもまた良い。

ちょっと悪い気持ちがよぎるのは、他のキーボードの使ってみたい欲にかられてしまう。

 

自分って病気だなぁって思いますが(しかし反省はしないw

こちらのキーボードが気になっています。

 

 

今のキーボードより、さらにタイピングがしやすいかな?

 

 

あとはモアベターなのは、HHKBなのは分かっているのですが、

こちらのメカニカルキーボードも気になある(笑)

 

 

 

 

HHKBに触れたら、リアルフォースは?

 

 

 

 

 

 

ここまできたら、開けてはいけない扉だと自分でも思います。

でも一番最初に紹介したEDWINくらいなら、いいよね?

(誰に赦しをこうのかはともかくとして)

 

ちょっとした隙間で、ちょっとでも作品を書きたい。これが一番大事なのかなかって思いますので。継続していきたいと思います。

 

良き創作ライフを。

いつになるか分かりませんが、もし娘さんが小説サイトデビューしましたら、皆様、その時はよろしくお願いいたします

(娘ちゃんは教えないよー、って言ってますがw

 

それでは今日はこのへんで。

ではでは。

 

単純な推理では得られない結果なのだよ、探偵君。

 優秀な遺伝子を組み合わせ製造された名探偵シャーリー・ホームズに、今僕は冷たい目で一瞥されていた。そうか、容疑者はシャーリーにこんな目で追い詰められたら、どんな犯人も窮する。愛らしい少女の姿は、作為的設計なのだ。
「ジョン。目が泳いでいるよ?」
「……」
「本来君がいないはずの場所に、私が知らない女性と一緒にいた。単純にその理由を知りたい」
「それは、シャーリー、君には――」
「そうだね、関係ない。私にはまったく関係ない。ただ、その理由が知りたい」
 バカバカしいって君は言うだろう。これが何の役にたつのかって。色気も華もない僕が、勇気を振り絞った結果だから。しっかり受け取ってもらうよ探偵君――この指輪を。

 

 

 

 

 

 

 

毎度、恒例300字SSに今回も参加です。
今回は泳ぐなんですが、「目が泳ぐ」の方で。
ホームズ、ワトスンの関係って好きなんです。
今回はホームズ(女の子)×ワトスン(男子)で書いてみました。

 

今回も参加できてよかったです。